■山行日 2021年9月19日（日）朝発
■天候 晴時々曇り ■メンバー 2名
■コースタイム
早稲沢登山口7:30―8:00布滝―11:00西大嶺11:40―12:40西吾妻山12:50―13:50西大嶺―15:40ゴンドラ山頂駅―16:00グランデコスキーリゾート
歩程：約8時間半
■山行報告（リーダー I）
この9月の3連休、当初は西穂高岳から焼岳への縦走予定であった。その後コロナの影響もあり、予定が二転三転し、飯豊山縦走から更に西吾妻山と磐梯山への山行へと変更になった。初日の9月18日土曜日は次男夫婦とのんびり磐梯山に登る予定であったが生憎台風が来ており、この日は雨の中キャンプ場でおとなしく停滞する事に。
翌朝目覚めると、絶好の登山日和の晴天で、キャンプ場の檜原湖畔がキラキラ輝いて見える。本日は夫婦二人で西吾妻山登山である。西吾妻山の登山口の一つ早稲沢登山口は、キャンプ場から車で15分ほどの所にある。息子に送ってもらい登山スタートだ。登山口には車が1台も止まっておらず静かな登山を楽しめそうだ。入り口には大きく熊注意の看板がある。注意して進もう。
途中の布滝までは、良い道が続く。しかし、滝から先は悪路で悪戦苦闘した。人があまり入っていないのか、道が笹で塞がっており先が見えない。更に昨日の雨で、道は川の様な状態だ。途中道も不明瞭になり赤布だけが頼りだ。雨で増水した沢も何ヶ所か越えなければならない。A子は熊が怖いのか歌い続けている。結局西大嶺まで誰にも会う事はなかった。笹をかき分け急登を登っていたが、突然開けた西大嶺の山頂に到着した。ここは先程までの無人が嘘のように、多くの登山者が休んでいる。ここからの眺望は素晴らしく苦労も報われる。
西大嶺から西吾妻山へは1時間弱の歩程である。よく整備された開けた歩きやすい道だ。西吾妻小屋から先は木道の上を歩く。楽園の様なきれいな場所だ。山頂は狭く眺望は全くない。この山は、西大嶺から西吾妻山までの間が白眉といっていいだろう。
下山は熊が怖いので、メインルートのグレンデコスキーリゾートへ下ることにした。ゴンドラ山頂駅からゴンドラに乗ったが、片道の客は殆どいない様で往復と片道の料金が殆ど変わらず少し損な気持ちになった。