■山行日 2021年4月11日(日)朝発
■天候 曇り ■メンバー 3名
■コースタイム
乾徳山登山口駐車場8:13―9:28道満山9:34―10:55月見岩11:02―12:04頂上直下の鎖場12:25―12:29乾徳山12:39―14:00高原ヒュッテ(国師ヶ原)14:09―15:01登山口― 15:42駐車場
■山行報告(リーダー T)
昨年計画したが都合で行けなくて、大崎さんにリーダーを代わってもらった乾徳山にぜひ行きたかったので、再度挑戦することにした。
乾徳山登山口バス停のすぐ近くの駐車場に車を止め、山行開始。登山口ではまだ桜が満開、美しい里の春である。車は結構止まっていたが、自分たちの到着が遅かったのか、登りでは他の登山者にあまり会うことがなく静かな山歩きになった。ほどなくして道満山に到着。さらに登っていくと林道に出合うあたりから視界が開ける。ここから岩場となる。小さな鎖場を越え、髭剃岩に到着。体を横にしてやっと通れるほどの岩が割れたような狭い隙間を1人ずつ通ってみる。太った人だと通るのは難しいだろう。隙間の先はいきなり断崖絶壁。でもそこから見る景色はなかなか雄大である。
登山道に戻ってすぐ先にはつるつるの岩の鎖場。だが足場はしっかりあるので、さほど難しくはない。
さらに乾徳山頂上直下には最大の難所の岩場。ここまであまり人に会わなかったのだが、この岩の下では10人以上が並んで渋滞していた。頂上への巻道もあるが、列に並んでみることにした。この岩場の下部は足場が少なく、先の集団は鎖にぶら下がって腕力だけで登っていた。20分ほど待ってやっと登ることができた。やはりこぐまの女性は上級者だけあって、しっかりと足場を確認しながら登ることができる。
山頂は360度の展望で、遠く大菩薩や甲武信などが眺められる。狭い山頂なので集合写真を撮り、休憩もそこそこに先へ向かう。はしごのある狭い岩場を通過すると、少し広いもう一つの乾徳山のピークがある。ここでも何人かの人が休憩していた。ここから国師ヶ原に向かって下る。「急なガレ場に注意」と書いてある。最初は道が不明瞭で道を外れ、やや歩きづらいところであったが、その先は急な下り。しかしガレ場と言ってもそれほどガレてはいない。さらに下っていくと高原ヒュッテに到着。立派な名前だが、無人小屋。だが内部は結構きれいである。
その先は広くて歩きやすいジグザクの道を下り、林道を経て駐車場に戻る。ほぼ40年ぶりではあるが、やはり乾徳山は面白い山である。