■山行日 2021年3月28日(日)朝発
■天候 曇り後大雨 ■メンバー 3名
■コースタイム
安針塚駅8:15―塚山公園8:40-乳頭山9:55―田浦梅林11:00―JR田浦駅11:35
■山行報告(リーダー I)
朝の天気予報では午後2時過ぎから雨が降り始めるとのこと。コースタイム5時間なので何とか持つだろうと期待して出掛けた。安針塚駅は店の1軒も無い超ローカルなところ。ニュータウンといった感じの住宅地の中を山の方向に向かうといきなり激坂となる。この辺りに住んでいる人は毎日の通勤がいいトレーニングなのでは? やがて道の両側にぼんぼり飾りが現れると桜まつり期間中の塚山公園に着く。ここには、徳川家康に帯刀を許された、青い目のサムライこと三浦按針=ウイリアム・アダムスの墓があり、せっかくなので掲示板を読んで歴史のお勉強をする。
公園から一旦麓に下り、横浜横須賀道路を潜って横切るといよいよ山道に。ところどころロープが設置されているほどのアップダウンが続く。木々が生い茂り下界はすぐそこなのに山深く入り込んだ感じ。「イノシシ注意」と「道迷い注意」の看板があちこちに立っている。他のハイカーには全く出会わないが、何人かトレランと、1人だけマウンテンバイクで登っている人がいた。
最初のピーク乳頭山に着くと、東京湾方面の展望が開ける。曇り空で遠くまでは見通せないが、八景島シーパラダイスや横浜ランドマークタワーが望める。休憩を終え歩き始めたところで突然大粒の雨が。慌てて雨具を着て10分程進むと道標が現れたが、ここで道を間違えて中尾根に入り込んだことに気付く。急いで乳頭山に戻るも雨脚は一層強くなり、止む気配も無いため、今回は断念して最短ルートで田浦方面に下山することにした。30分程下りると一帯は広大な梅林となり、シーズンには相当賑わうらしい。来年の冬は、ぜひ梅の時期に、葉山方面から逆コースで来てこの梅林を訪れてみようと思った。
土砂降りの中をJR田浦駅に到着。全身濡れて気持ち悪い状態のまま、正午前の東京方面行き列車に乗ったが、程なく雨が上がってその後はなんと晴れ間も。天気予報は何だったのだろうか。
※ Oさんは、翌週一人で同コースを葉山まで完歩。リベンジしたそうです。