■山行日 2020年12月12~13日(土・日)朝発1泊
■天候 初日 晴 2日目 快晴 ■メンバー 3名
■コースタイム
初日 :親川9:15-11:45 丹波天平-12:15サオウラ峠―14:45三条の湯
2日目:三条の湯6:30-9:00三条ダルミ9:30-10:00雲取山10:45-14:15お祭り
歩程:初日 5時間30分 2日目 7時間45 分
■山行報告(リーダー I)
1日目:
初日の早朝、T君と奥多摩駅で合流。ここから丹波天平経由サオウラ峠の登山口である親川までは車で40分ほど。途中の高畑集落跡で軽く1本をし、丹波天平へと続く幅広で緩やかな尾根までは暫く急登が続く。尾根の手前は、落ち葉で道が判らない場所も多くあったが、膝にやさしく楽しい道だ。尾根に乗っかると、北側には石尾根が見える。尾根上の道は、北側が広葉樹林で、南側は針葉樹林が続いている。途中、松並木のような場所もあり、植生の変化が面白い。
だだっ広い丹波天平の陽だまりで1本取る。今年の6月に来た時は緑に覆われていたが、今回は木々の葉は落ちており趣がまったく違う。ここからサオウラ峠には30分ほどで到着した。ここまで登山者は1名の女性に合ったのみだが、峠には多くの登山者が休んでおり皆さん三条の湯へ向かうようだ。(後山林道が通行不能の為か?)三条の湯へは基本下りの道で、歩きやすい。小屋に到着後、ビールを調達し鹿の燻製(小屋の名物?)で乾杯をした。
2日目:
朝5時に起床。ゆっくりと食事を済ませ、テント撤収後6時半に出発をした。小屋から三条ダルミまでは2時間半の歩程である。昨日と比べると登山者は多い。三条ダルミに到着すると、素晴らしい富士山の絶景が広がっていた。このまま雲取山山頂へ向かうのは勿体ない・・・という事でここでコーヒーブレイクとする。12月だというのに陽だまりは暖かい。のんびりと景色を見ながら過ごす時間は、都会では味わえない贅沢な時間だ。
ここから30分の急登を登りきると雲取山だ。山頂には12月だというのに多くの登山者が休んでいる。さすがに人気の山だ。さあ、後は下るのみだ。途中の奥多摩小屋は完全に撤去されていて跡形もない。小袖からは鴨沢には向かわず車に近いお祭りへの道を選択した。
今回の全行程距離は33km以上であった。久々に充分歩いたな・・・と思える充実した山行であった。