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2020/11/08 天狗山・男山

■山行日 2020年11月8日(日)朝発 
■天候 快晴 ■メンバー 7名 
■コースタイム 
馬越峠8:15-天狗山9:30-垣越山10:30-男山12:15-天狗山14:00-15:00馬子越峠
歩程:6時間45分(休憩込み)

■山行報告(リーダー I) 
 予定した11月7日(土)の天気が悪そうなので翌日の8日(日)に山行日を変更した。Kさん、Mさん、リーダー夫妻の本隊4名は、前日に佐久のTさんの家にお邪魔をしテン泊をした。梟庵で軽く宴会をし、その日は21時に就寝。

 翌朝6:30にTさんと4名は佐久を出発。当日自宅発のI夫妻は、直接馬越峠に向かう予定。多分、尾根のどこかで会えるでしょう。A子が車の中でMっちゃんと連絡を取り合っている。I夫妻は7時過ぎに峠に着いた模様。我々は8時過ぎに峠に到着した。

 何とか峠に車を停めることができ一安心。8:15に天狗山に向けて出発した。天狗山に続く尾根まではかなり急登で息が切れる。尾根に乗っかれば緩やかな道になり一安心。(ところが尾根道はかなり岩々しており、切れた崖も有りアップダウンの連続で緊張が続く道であった。) 木々の向こうには御座山が大きく見える。天狗山には1時間ほどで到着した。

天狗山から望む御座山

 山頂からは、八ヶ岳、南アルプス、金峰・瑞牆などの奥秩父の山々、御座山等絶景が広がっていた。写真を撮ったり食事をしたりゆっくりと休もうと思っていたが、すぐ後に14~15名のおばさん軍団が山頂を占拠し一挙にやかましくなった。今回はマイナーな山のため静かな山を期待していたのだが、案外人は多く入っているようだ。我々は休憩もそこそこに、I夫妻が待っている男山に向けて進むことにした。

天狗山から望む男山(双耳峰)

 途中、ロッククライミングの人たちがゲレンデに向かい尾根道から下降していく。ここら辺りには良い岩壁がたくさんあるようだ。天狗山と男山の中間点の垣越山でTさんと別れ本隊の4名は男山へと急ぐ。A子が「多分I夫妻がお湯を沸かして待っていてくれているよ。」と期待を込めて話していたが、その通りであった。

 男山の山頂は、天狗山よりもさらに素晴らしい眺望で、眼下に清里の町が見える。その向こうには、八ヶ岳が南から北まで全山くっきりと見える。雪を被っている高山は、北岳・間ノ岳であろうか? 金峰の五丈岩もよく見える。天気は上々で、寒くもなく暑くもない。何時間でもここに居たい気分になる。ゆっくりとコーヒータイムを過ごし、記念撮影後下山を開始した。

男山から天狗山へ

 下山は早い。皆さんアップダウンの岩々した道にも慣れてきたようだ。天狗山には14:00過ぎに到着。山頂でTさんと合流した。ここでも記念撮影をしたが、シャッターを切ってくれた青年にこぐまをアピール。国分寺在住との事でエリア的には問題なし。名刺を渡し、HPとFBも案内しておきました。

 今回の天狗山、男山は期待以上の良い山であった。眺望は随一である。こぐまの皆さんにもおすすめの山だ。ただし注意点、①馬越峠の駐車場が狭いので駐車が心配 ②全体が岩山のため、道が切れており崖のような場所も多くある。経験者同行が必要。