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2026/02/15-16天狗岳

■山行日 2026年2月15日(日)~16日(月)  
■天候 晴れ 
■メンバー 5名 
■コースタイム 
15 日 桜平ゲート16:30-17:07夏沢鉱泉 
16日 夏沢鉱泉6:47-7:39オーレン小屋7:50-8:40箕冠山-9:05根石山荘-箕冠山9:41-10:18ヒュッテ夏沢10:57-11:17オーレン小屋-12:00夏沢鉱泉13:59-14:23桜平ゲート 

■山行報告(リーダーT ) 
 1:30に西浦和駅に集合し、車で茅野駅に向かう。当初、桜平(下)駐車場に直接行くつもりであったが、夏沢鉱泉のサイトには雪が多いときは冬用タイヤの四駆でもチェーン装着が必要と書いてあったため、茅野駅付近に駐車し夏沢鉱泉に送迎してもらうことにした。桜平までは急傾斜のかなりの悪路で積雪もあった。

 ゲートから先はさらに急勾配のためか、人だけ降ろされて、鉱泉まではアイゼンを履いて徒歩で行かなければならなかった。鉱泉では二段ベッドの8人部屋を5人で貸し切り。夕食は豆乳鍋がメインのごちそう。最近の八ヶ岳の山小屋はどこも食事がおいしい。夕食後は温泉に入り就寝。小屋では湯たんぽを用意してくれたので、夜も寒くはなかった。

 翌日は5時に起床。Oさんはのんびりと小屋の周辺を散策するということなので、他の4人は朝食後にアイゼンを履いて鉱泉を出発。ここは多くの登山者が通るためトレースはしっかりと踏み固められており、アイゼンで歩きやすい。静かなシラビソの原生林の中を登る。天気は晴れ、風はほとんどない。1時間弱でオーレン小屋に到着。快晴の空の向こうに硫黄岳が姿を現す。

  さらに進むと後ろには赤岳もくっきりと顔を出し、その向こうには南アルプスの山々が見える。しかしこの頃から次第に強い風が吹く音が聞こえるようになる。やがて箕冠山に到着すると、目指す根石岳とその向こうに東天狗岳とその左側に西天狗岳が現れる。東天狗岳まではあと50分、もう少しだと思って箕冠山を下るが、途中でだんだん風が強くなる。

  根石山荘の近くまで来るとものすごい風。Yさんが吹き飛ばされたくらいである。根石岳から東天狗まで行くのは危険だし、根石岳の頂上に登ってもゆっくりと景色を眺めることなどできないと判断し、この時点で引き返すことにした。空は快晴だが、東側は一面の雲海になっている。とりあえず根石山荘の軒下に避難し、少し休憩したのちに箕冠山に戻る。

  ここから帰りは夏沢峠へ通じるルートを行くことにした。こちらは来た道よりも木々がまばらであるため、日当たりがよくて暖かく、硫黄岳、赤岳、その向こうに南アルプスを眺めながら歩くことができた。夏沢峠に着くと、まだ時間に余裕があるので、ヒュッテ夏沢の近くで長めの休憩をとり、せっかく持ってきたということで、みんなでアヒルやクマなどの雪形を作って遊んだ。しかし雪温が低く、パウダースノーであるため、雪を固めるのには苦労した。

 夏沢鉱泉に戻るとOさんが待っていた。オーレン小屋まで往復したり、食堂でビールを飲んだりしたりして過ごしていたそうだが、彼女が期待したような雪景色が見られなかったとのことでややご不満な様子。

 我々4人は温泉に入り、思い思いに昼食やビール、アイスクリームを食べたりして、バスの時刻までの2時間ほどを楽しく雑談をしながら過ごした。今回東天狗岳に登れなかったのは残念であったが、快晴の中での美しい雪の八ヶ岳の眺め、アイゼンでの雪山ウォーク、夏沢鉱泉でのおいしい食事や温泉、楽しい皆さんのおしゃべりを堪能でき、思い出に残る楽しい山行となった。