■山行日 2020年5月9日(土)朝発 ■天候 晴れ ■メンバー 1名
■山行報告(リーダー K) 約10km、4時間50分
この4月から仕事の関係で、自宅を離れ単身でエールのまち豊橋にしばらくの間住むことになった。こちらに来てみると山が見える。自宅の千葉では山が見えないのに、豊橋では山が直ぐ近くに見える。三河では豊橋は歴史もあり大きなまちのはずなのに、自粛のせいでほとんど人影がなく、なんとも寂しい。平日のほとんどは単身のアパートにこもってのテレワークで、体も心も変になりそう。
休日は遠くに行くことは避けないといけないので、近場の山、まずは石巻山に行ってみた。 マイカーは自宅においてきたので、バスで20分ほどの石巻登山口から歩きはじめた(バスの乗客は自分一人だけだった)。
まわりの山々、さまざまな緑、青空、野鳥の声、すべてが心地よくのんびり歩いてもすぐに山頂近くまできた。低い山だが山頂近くは岩場、くさり場もあり気分がいい。石巻山石灰岩地植物群落は国の天然記念物に指定されている。山頂からの眺めも、山々~エールのまち~海と野鳥たちのハーモニーで素晴らしい。
久ぶりの雰囲気を味わったあと、稜線まで行くことにした。 しばらく林道を歩くことになった。ほんとに人がいない。 国境となる稜線、大知波峠(廃寺跡)までくると眼下には浜名湖が見渡せ絶景であった。大知波峠まで来るルートは複数あり、何組かの人々がいた。通常であれば人気の山域で大勢のハイカーが来るところとのこと。
そこから富士見岩まで稜線を歩いてみた。野鳥たちの声は途絶えることもなく、眺めもよく快適であった。30分ほどで富士見岩に到着。 ほんとに大きな魅力的な岩だったので上まで登ってみた。眺めはほんとに素晴らしく気持ちいい。視界のいいときは富士山が見えるはずだが、そっちの方向は霞んで見えなかった。
しばしの時を過ごしたあと、バス停のある嵩山まで下山して帰宅した。 豊橋赴任とコロナが重なり、不慣れな独り歩きをすることになったが、逆に新鮮で気持ちのいい時間であった。