■山行日 2025年1月25日(土)前夜発
■天候 晴れ時々曇り
■メンバー 7名
■コースタイム
一の鳥居登山口駐車場7:08- 一の鳥居登山口7:36-飯縄神社10:04-10:11飯綱山10.42-飯綱神社10.56- 一の鳥居登山口12:32-12:48 駐車場
■山行報告(リーダーT)
出発前日までは、山行当日は雪で風が強く“てんくら”の予報ではCだったので、参加者には延期の可能性も伝えていた。出発前日になって以前の予報よりも少しは良くなっているので、参加者には途中で引き返すかもしれないと断って、予定通り実施することとした。
前日は3名がTの車に乗って長野市内のホテル泊、夕方には出発できない残り4名はO車に分乗、サービスエリアで車中泊し、翌朝7時に駐車場で合流した。
駐車場に着いてみると意外にも天気は晴れ。風もほとんどなくそれほど寒くは感じられない。天気が悪くならないうちにと、さっそく準備をして出発。この辺りはしばらく雪が降っていないようで、相当の積雪はあるものの、入山者が多いためトレースの雪は踏み固められている。そのため、せっかく持ってきたスノーシューは使わないで、アイゼンで登ることになった。

葉が落ちた気持ちの良い樹林帯から見上げると青空が広がっている。信仰の山らしく道端にはところどころに石仏が置かれている。標高1400m付近から徐々に傾斜が増してきて、最も急登になる場所はチェーンアイゼンで登るのはちょっと厳しい。
多少の雲はあるものの空気は澄み渡っており、樹林の間からは八ヶ岳や北アルプス(常念や餓鬼岳付近)までもが眺められる。木々の枝は霧氷で白くなっている。誰の行いが良いのか、結果的には天気予報は大外れで、期待以上の好天であった。

飯綱神社に着くと祠はほとんど雪に埋まっている。すれ違った人が「頂上の天気は良いが風が冷たいよ」と言っていたが、実際に飯綱山頂上に着いてみると風はなく陽も差していて、気温は低いのであろうがほとんど寒さは感じない。時々雲で隠れるが、頂上からは妙高、火打、戸隠などを間近に見ることができる。気持ちの良い雪の山頂での素晴らしい眺めにはみんな大はしゃぎであった。

ずっとここに居たいという気持ちを抑え、名残り惜しいが十分に休憩できたので下山を開始。下山は登ってきたルートと同じ。途中でMさんがすれ違った越谷から来たという30代くらいの単独行の女性に声をかけ、しきりにこぐまの入会を勧誘していた。さすが、名新人担当。僕が誘われたら断り切れないだろうな。
この日はほとんどアイゼンをつけて歩いたので、スノーシューを履く機会がなかった。やがて傾斜が緩やかになったところまで来ると、せっかく持ってきたので遊びのつもりでみんなでスノーシューに履き替え、新雪の上を歩いて下山することにした。久しぶりのスノーシュー歩きでみんな大はしゃぎだった。でも一番うれしそうな顔をしていたのがOさんだったようである 。

比較的早い1時前に駐車場に到着。ここで解散し、その後O車はまっすぐ帰ったようだが、T車は戸隠そばを食べ、竹細工店に寄り道してから帰途についた。とにかく予想外れの好天になったため、寒くもなく、眺めも良くて、とても楽しい山行となりました。(延期しないで良かった・・・・)