■山行日 2024年7月7日(日)
■天候 晴れ
■メンバー 7名
■コースタイム
霧降高原バス停 9:34-10:13小丸山10:26-11:47赤薙山12:55-14:07丸山14:24-15:17霧降高原バス停
■山行報告(リーダーT)
東武日光駅で集合。今回は体験で初めてT(H)さんが参加するので、駅では会旗を広げて目印とした。全員が集まり次第、バスに座れるように始発のJR日光駅まで歩くことにしたが、心配していたほどバスの乗客は多くなく、立っている人は数名ほどいた程度であった。
バスの終点の霧降高原では、ニッコウキスゲの見頃ともあって車で来た多くの人で混雑している。ここからは1,445段の階段を上ることになるが、すでに多くの観光客が列をなして登っている。暑い中、結構きつい階段ではあるが脇の斜面ではニッコウキスゲがちょうど見頃で、日光の山々の景色と調和して良い眺めである。しかし晴天のため日向は暑く、立ち止まってゆっくり写真を撮ろうという気にもならない。やっとのことで階段を登り切り、少し歩くと小丸山に到着。
ここから先は観光客が来ないため、登る人はぐっと少なくなるが、草原のような山であるため日影がほとんどない。そのためFさんやT(H)さんは持ってきた日傘をさして登ることにした。誰か熱中症にならないかと心配したが、そこは高原で、時折吹くそよ風が気持ちいい。やや滑りやすい赤薙山の頂上直下以外は大きな岩もなく歩きやすい道である。赤薙山に到着すると、比較的狭い頂上に10人くらいの人が休んでいる。木の間から男体山や鶏頂山を眺めることができる。我々も日影を探して昼食とコーヒータイムとした。
時間があるのでおしゃべりしながらゆっくり休んだのち、集合写真を撮ってから出発。下りは小丸山の手前まで来た道を戻り、そこから丸山を経由してバス停に戻ることにした。小丸山の手前から丸山方面に分岐する道は登りとは違って樹林帯であり、道もはっきりとついているが、人があまり通らないので、とても静かである。
赤薙山からの下りで熊を見かけたという人の話を聞いたので、ここからは念のため熊鈴を鳴らしながら歩いた。途中、猫ほどの茶色い動物が横切ったのを見た人がいたが、子熊ではなさそうだ。丸山の山頂では周囲に靄がかかっていて、ほとんど眺望がなかった。ここで少し休んでから樹林帯の道をバス停に下った。
コースタイム4時間ほどの山行だが、時間以上に暑さで疲れた気がした。体験参加のT(H)さんもしっかり歩けて、しかも楽しかったようで、まだ正式には入会していないが、次の山行にも参加したいとのこと。一方こぐまの山行が2回目のFさんはすっかり会の雰囲気に馴染んでいるようでした。楽しい山仲間が増えて、これからも楽しみです。