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2023/09/02 天狗岳

■山行日 2023年9月2日(土) 
■天候 晴れ 
■メンバー 3名 
■コースタイム 
唐沢鉱泉10:00-10:55枯尾ノ峰分岐11:00-11:40第一展望台11:45-12:10第二展望台12:20-13:05西天狗岳13:15-13:43東天狗岳13:48-14:55黒百合平15:05-16:00唐沢鉱泉分岐-17:00唐沢鉱泉 

■山行報告(リーダーk) 
 6月に計画して前夜の台風の大雨で中止した天狗岳。リベンジで夏山気分を期待して行ってきた。夏の盛りが過ぎた頃を狙ったのに相変わらずの猛暑で午後の天気が気になる。タクシーに乗って様子を聞くと午後は変わりやすい天気の日が多いそうで、晴れているうちに西天狗まで頑張って様子を見ようと思う。行動開始が10時の日帰りなので仕方がない。

 林道の最後はかなりの坂道でちょっと時間がかかったが、なんとか10時前に唐沢鉱泉に到着。鉱泉の下の駐車場は満杯で手前にも何台も停まっていた。帰りのタクシーは17時でお願いした。

 林道の少し先に分岐があり、西尾根へはシャクナゲ橋を渡って右に入る。樹林の中の苔むした石の道をFさん先頭で出発。尾根に上がるまでが急で大変、1時間頑張って西尾根の分岐で一本。ちょうどいいペースで、これなら予定通り先に行けそうだ。ここからは樹林の中の尾根の道で歩きやすい。

 第1展望台で西側の展望が開けて八ツの南部が硫黄岳から赤岳、西岳まで広がっている。遠くの山は雲が多くて、八ツの後ろの南アルプス、中央アルプスは雲に隠れている。第2展望台では、ちょっと雲が掛かっているが北アルプスが広がり、その右に蓼科山、北八ツが見える。槍ヶ岳、穂高岳がはっきり見えた。西天狗の直下はペンキの印に従って岩場を両手で登る。意外に大きな山頂でなかなか着かない。I君は足がつって少し休んでから騙し騙し頑張る。

 西天狗には13時過ぎに到着して、改めて西側に広がる展望を楽しむ。(東側は雲で展望なし) 直下の岩稜はきつかったが、夏山気分で良かった。

 八ツの南部も雲が出てきたがしばらく持ちそうでペースも順調なので、西天狗で10分休んで先に進む。ここからは、東天狗から硫黄岳、赤岳と連なる景色を間近に眺めて快適な稜線歩き。

 東天狗からの岩稜の下りは、黒百合平がはるか下に見えて高度感があった。途中、ナナカマドに赤い実がなっていた。テントで一杯の天場を通って15時前に黒百合ヒュッテに到着。大体予定通りの時間に黒百合平を出発できた。少し余裕を見た時間だったが、滑りやすい石の上を歩く道でFさんも足がつってゆっくりペースになったので、唐沢鉱泉に17時ちょうどに着いた。天気の心配のない1日で、ちょうど良いペースで予定通り歩けて良かった。