■山行日 2025年4月29日(火)
■天候 曇りのち晴れ
■メンバー 8名
■コースタイム
坊村駐車場6:20―8:55御殿山9:00―9:55武奈ヶ岳10:05― 御殿山10:35―11:25冬道分岐11:35―12:50 坊村駐車場
■山行報告(リーダーI )
4月29日 武奈ヶ岳
今回の主目的である武奈ヶ岳に登るため、麓の坊村市民センター駐車場に到着。ここも大津市内であるが相当ローカルな場所で、近くには旧鯖街道(昔、福井県の小浜湾から京都まで鯖を運んだ道)も通っている。
安曇川に架かる橋を渡って地主神社の前から山道に入る。取り付きからいきなりの急登で樹林の中をジグザグに高度を稼いでいく。途中やや傾斜が緩やかになったところで最初の1本。今日は暑くも寒くもない快適な気温だが、時折ポツポツと雨粒を感じる。天気予報では終日晴れで今年一番の暑さとのことだったが少々外れたようだ。その先も急登は続き、積雪期の直登ルートと一旦離れてから再び合流した先で、ようやく緩やかで明るく開けた快適な道になった。

ルート途中にあるピークの御殿山が次第に近づいてくるが、ここでリーダーとして痛恨の失態を犯す。段差を踏み越えようと左足を踏ん張った瞬間、ふくらはぎに電流が走ったような衝撃が。一旦みんなに停まってもらい、足の様子を見るが、登りのステップ時に左足に思うように力が入らない。しかし下りることはさほど問題ないため、自分だけはここからゆっくり引き返すこととし、リーダーをHさんにお願いすることに。
(帰京後整形外科を受診したところ、軽度の肉離れで全治2週間との診断。今後運動の前には準備体操と十分ストレッチを行うよう指示された。) 一人で下山することになった私だが、ここまで急登が連続したということは、幸い帰りは下り一方となるため、特に足の痛みを感じることもなく無事登山口の駐車場まで戻った。

(ここからは他のメンバーから聞いた話)
御殿山から武奈ヶ岳までは歩き易い尾根道。山頂が近づくにつれて風を強く感じるようになる。順調に歩いて着いた武奈ヶ岳の山頂は多くの登山者で賑わっていて、比良山系の山々と琵琶湖の大パノラマに歓声があがる。ただ強風のため、長時間留まっていることは辛く、各自写真撮影した後早々に下山を開始した。

メンバーは午後1時前に登山口に着いてIと合流。明日で日程終了のため、麓の温泉施設に行き汗を流してさっぱりする。その後スーパーで買い出しを行ってからキャンプ場に戻った。最後の夜は、肉も野菜もたっぷりのBBQパーティ。今山行は本当に毎回感激の夕食であった。
4月30日、晴れ
5時起床、簡単に朝食を済ませた後、みんな協力して手際よく7時には撤収を完了。これをもって解散とした。その後は。帰路の途中で伊吹山に登ったり、麓のグルメを堪能する者、延泊して京都方面に足を延ばす者など、それぞれのゴールデンウィークを満喫した。