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2025/03/08守門岳 大岳(前倒し隊)

■山行日 2025年3月8日(土) 
■天候 高曇り時々日が差す 
■メンバー 5名 
■コースタイム 
登山口6:15―10:40山頂11:10―登山口15:00 

■山行報告(リーダーO )
 夜の走行中は吹雪、朝方まで降り続き心配したが、登山口に着く頃には雪もあがり、高曇り。新雪が10cmほどあるスノーシュー日和。さて我々は喜寿と古希、そしてその連れ合いプラスもうすぐ還暦の人という、どのパーティにも負けない高齢者チーム。ゆっくりと歩き出す 。

  薄日も差してきて少しずつ心も晴れてくる。保久礼の小屋を過ぎると、昨夜の雪のおかげで濃い目の霧氷が美しい。上部は時々雲がかかって目玉の山頂からの雪庇の展望を心配しながら、それでもゆっくりとあせらずに登る。

 ちょうど大岳に着くころに雲が取り払われ、本峰方面も中津又方面の雪庇も美しく現れた。展望は上越上面のみ少しぼやけているが、360度。遠くに飯豊の峰も光って見える。守門ブルーと言われる青空が見られないのが少し残念だったが、風が弱いので思いのほか長く山頂で景色を眺めることができた。

 中津又へは「高齢であるから無理はしない!」ということで、同コースを戻ることにする。10cmほどの新雪の上を思い思いというより勝手気ままにルートを取り、楽しく下る。温度が低いのか、昼過ぎても霧氷がとけず、真白な桜が咲いたような林間を歩いた。

 樹林の中では他の人の踏み跡やスキーボードの跡に惑わされて、別方向に行きそうになったり。さすがに下部は雪も腐ってきて重くなり、手間取ったりしたが、無事登山口に戻れた。スノーシューを脱いでから、数メートル下の車道に降りる壁が今日一番の危険地帯であった!

 もちろんいつもの神湯に入ったのだが、雪に埋もれていて、目印の旗が立っていなかったら通り過ぎるところだった。