■山行日 2025年2月1日(土)
■天候 晴れのち曇り
■メンバー 5名
■コースタイム
大倉バス停8:10-9:30二俣―10:10後沢乗越―11:35鍋割山12:15―13:10後沢乗越―13:40栗ノ木洞山―14:00櫟木山:―14:30ウタノ沢ノ頭―15:30寄ロウバイ園 歩程:7時間20分(休憩込み)
■山行報告(リーダー(代理)I )
山行当日の天気予報は当初悪天であった。しかし、渋沢の駅に着くと良い天気である。これはこれからの山行に期待が持てそうだ。大倉行のバスは相変わらずの込み具合だ。穏やかな冬の晴天の中、大倉のバス停に到着し山行の準備をしていると、本来のリーダーであるFさんが慌てた様子で「家の鍵が無い・・・」と動揺している。
彼はどうしたものか悩んでいたが、とりあえずメンバー6人で鍋割山に向かう事にした。しばらく道を進んだが、自分からFさんに「家の鍵の紛失は問題が大きいから山行どころではないのでは・・・」とアドバイスをしたところ、彼も納得し急遽失くした鍵の探索の旅に出かける事になった。これは何か面白いことになってきたぞ(おっと、失礼!) こうしてリーダー不在の山行は始まったのである。

本日のコースは、序盤は平坦な道が続き、沢などを越えて尾根上の後沢乗越へと向かう。ここから鍋割山山頂へは気持ちの良い尾根道のアップダウンを繰り返す事になる。進行方向左側には富士山も見える。山頂直下の急な階段を昇り詰めると鍋割山荘が見えてきた。ここは人気の山であるため、多くの登山客が楽しそうに食事をしながら歓談している。我々も大休止を取りコーヒーの準備をしながらFさんの話で盛り上がった。

下山は来た道のピストンではなく寄へと続く別のルートである。寄は今期間限定の蝋梅祭りを開催しているということで楽しみだ。後沢乗越までは登山客は多かったが、殆どが大倉へ下山するようで栗ノ木洞山へと続く直線の尾根を進むのは我々のパーティーのみだ。
栗ノ木洞山へは今回一番きつい登りを進む事になるが、その後は緩やかな下りが蝋梅園まで続く。途中、緑が綺麗な茶畑の中の道を進み蝋梅園が眼下に見えてきた。蝋梅の香りがここまで届く。この辺りはとてものどかな良い所である。
蝋梅園のすぐ隣にはしだれ桜の庭園もあり、春の季節も楽しむことができる。蝋梅園は正に花盛り。観光客も多くいる。蝋梅のトンネルを進むとここは天国か・・・?という気になる。

寄のバス停には15時半過ぎに到着した。しかしバスは出発したばかりである。次のバスは16時45分だ。Kさんは家の用事があるとのことで、ここで皆と別れタクシーで新松田駅に向かった。残りの4名はバス停近くの食堂で、反省会を行うことにした。反省会では話が盛り上がってしまい、16時45分発のバスには乗車せず次のバスで駅に向かう事になってしまった。
教訓: 山では忘れ物、落とし物には十分注意しましょう!( あんたに言われたくない・・・という外野の声が聞こえます。笑 )