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山と渓谷誌(2024年5月号、10月号)に募集広告を掲載しました。

2024/10/19今倉山・二十六夜山

■山行日 2024年10月19日(土) 
■天候 曇り 
■メンバー 13名 
■コースタイム 
都留市駅=道坂隧道10:05-11:20今倉山11:30―12:15赤岩12:30―13:20林道13:25―13:40二十六夜山14:10―15:45芭蕉月待ちの湯 

■山行報告(リーダーI) 
 体都留市駅9時15分発のバスに合わせた余裕の集合時間であったが、中央本線内で列車と鹿が接触して一部列車が運休となるハプニング発生。5名が遅れる事態となった。間に合った7名にはバスで先に行ってもらい、遅れた5名とリーダーはタクシーで追いかけることとした。

 登山口の道坂隧道はすでに標高1004m、本日の行程中最高地点である今倉山頂との差は500mもない。トンネル入口の左側からカラマツ林の中を歩き始めると、ほんの15分ほどで尾根道に出た。右は御正体山方面、我々は左を進むが、直線的な登りは傾斜がきつくて結構息が上がる。左後方に時々姿を見せる富士山の雄姿に元気付けられながら、ひと頑張りで今倉山に到着。バスで先発したメンバーとここで合流、静かな山頂は俄然賑やかになる。

今倉山

 小休止後二十六夜山に向け出発。この日、東京は気温30度を超え、観測史上最も遅い真夏日であったが、稜線上は風が心地よい。次の1本で中間ピークの赤岩着。ここが本日一番のビューポイントで富士山が大きい。雲が多く360°の展望とは言えないが、遠く日光方面も望めた。

赤岩

 富士を見ながら昼食といきたいが、山頂は狭く写真撮影のみで先に進む。2山の標高差は200mもあるため全体に下り基調である。一旦林道に下り登り返すと広い山頂の二十六夜山。ここでコーヒーを沸かして寛ぐ。山頂は江戸時代の月待ち信仰で、旧暦7月26日に麓の村人達が飲食を共にしつつ月の出を待った等の由来が案内板に書かれていた。

 お腹を満たしたら、あとはバス停に向けて下るだけ。いきなり急坂となりジグザグで標高を下げると、次第に蒸し暑さを感じ皆汗だくとなる。途中の仙人水で岩間から冷たい水が湧き出ていてリフレッシュ。さらに沢に沿って下るとやがて民家が現れ、車道となって芭蕉月待ちの湯に着いた。ここで解散だが入浴希望者は無く、全員バスで都留文科大前駅に出て、電車が来るまでの間、缶ビール等で乾杯。それでも飲み足りない6名は大月で反省会を行ってから帰京した。

※体験参加のTさんは、最後の反省会まで完歩し、そこで入会宣言することとなりました。