Hiker Club Koguma Group | こぐまグループは東京の山岳会です。

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2024/09/14-15こぐま祭り(廻り目平)

■山行日 2024年9月14日(土)~15日(日) 
■天候 曇り時々晴れ 
■メンバー 19名 

■全体報告(総合リーダーI)※当日/翌日の山行については各山行報告を参照
 今年のこぐま祭りは、信濃川上村にある廻り目キャンプ場で開催された。ここは標高約1,600メートルの高原で、白樺の森に囲まれた夏でも涼しい場所だ。又、キャンプ場の周りは、岩でできた蝋燭の様な奇岩に囲まれており、廻り目平の岩塔群として有名な所。多くの登山者やロッククライマーが集まり、こぐま祭りには最適であると自分は以前から思っていた。キャンプ場からは、金峰山、瑞牆山、小川山には歩いていけるし、少し車を使えば、八ヶ岳や御座山など、登る山には困らない。今回は、遠方であるにもかかわらず、19名の方に参加して頂けた。

 初日の14日は、 前夜発の茂来山(Oリーダー)と金峰山(Tリーダー)の2本の山行が実施された。 その他の 方は車に分乗しキャンプ場にそれぞれ向かってもらう。自分は、朝の5時過ぎに夫婦で自宅を車で出発し、余裕をもって事前準備を行うためキャンプ場に向かった。途中の小海町で新鮮な朝どれ野菜を調達し、キャンプ場には9時頃に到着。金峰山荘の受付で支払いを澄ませ、本日のキャンプ予定地であるFサイトへ向かったのだが・・・・

 なんと、事前のキャンプ場の方との打ち合わせでFサイトをこぐまで貸し切りと確認をしていたにもかかわらず、Fサイト横の路肩には他の車が駐車しており、さらにサイト内にも何張りかのテントがすでに張ってある。「どういうこっちゃ?」 管理棟まで戻りどうしたらよいか相談をした。管理棟の方曰く「本日のキャンプ場は、今年一番の混みようで、上にある広大な駐車場も満杯です。」との事。こちらとしては、かなり前から予約をしており、準備万端に進めてきたにもかかわらず、このような状況だとこぐまの車8台が停める場所が無い。

 クレームを入れたが、入り口のゲートは自由に入場ができて、帰りに清算するシステムの為、本日の様な激込みの日は管理不能になる模様。しかし、何とかしてもらわないといけないため、職員の方にFサイトまで来て頂いた。既に張ってあるテントは、1張以外は人がまだ近くにいた為撤収してもらう。更に、留守のテントには張り紙をしてもらった。Fサイト横の路肩の駐車スペースもなんとか3台分を確保。

 そうこうしていると、買い出しのスーパー集合時間12時が近づいてきた。とりあえず、この状況をキャンプ場に向かう各メンバーにLINEで連絡を入れてスーパーへ。スーパーに到着すると、Hさんが既に待っていた。Oさんの車、W夫妻の車も30分ほど待っていると到着したため、廻り目平キャンプ場の状況を簡単に説明し、担当の買い物を済ませたらすぐにキャンプ場に向かってもらった。Hさんと自分も買い物終了後その後を追った 。

 何とか一陣の車4台は、Fサイト近くに車を停める事ができた。テントやタープ、食材の積み下ろし等の準備が完了し寛いでいると、他の車の人達から到着時間の連絡がそれぞれ入ってきた。日帰りの登山者が何人かいたようで、車スペースも狭いが何とか空いて残りのこぐまの車4台もFサイトの近くに駐車する事が出来て一安心。

 金峰山のパーティー以外の15人が揃ったのでビールで乾杯をし、こぐま祭りがスタートした。それにしても、もうすぐ17時になり暗くなってくるので心配である。リーダーのT君にLINEを送ったが反応なし。多分電波が入らないのであろう。少しでも早くT君のパーティーと合流したかった為、自分は金峰山に向かう方向の道を進むことにした。15分ほど歩くとパーティーの4人と会う事ができた。これで全員と合流できた。

 Fサイトに到着すると、皆さん安心したのか、拍手で迎えられた。その後はいつものお祭りのように、各メンバーおいしい食事とお酒で話はすすむ。更に暗くなってきたため焚火もスタートし、楽しいおしゃべりは更に続くのであった。

 翌15日、天気は何とか持ちそうである。本日は、小川山、廻り目平カモシカコース、瑞牆山の3コースの山行が実施された。今回は、久しぶりに参加された方や初めて参加された方もおり、19人で盛大なお祭りを開催する事ができた。又、多くの方からご協力とご支援を頂き無事にお祭りを終了する事ができた。有難うございました。