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2024/01/27 笹尾根(槇寄山~浅間峠)

■山行日 2024年1月27日(土) 
■天候 晴れ 
■メンバー 5名 
■コースタイム 
武蔵五日市=仲ノ平10:05-10:47大平分岐10:52-11:35槇寄⼭12:00-12:35数馬峠12:40-13:08笛吹峠-13:23丸山13:33-13:50小棡峠-14:18⼟俵岳14:23-14:35⽇原峠-15:10浅間峠15:15-16:00上川乗=武蔵五日市 
※上川乗16:23発バスに乗車

■山行報告(リーダーK) 
 この時期の雪景色を期待して計画したが、1月中頃に東京に初雪が少し舞った後は暖かい冬で、山に雪は全然なかった。

 民家が点在する畑の中の急な坂道をしばらく行くと道標があり登山道に取り付く。ここのお年寄りはちょっと近所の家まで行くのも大変だ。最初は落ち葉の積もった山腹の道で斜面を折り返しながら登っていく。大平分岐からは緩やかな尾根の道になり、気持ち良い冬晴れの中、全員快調でいいペースで槙寄山に到着。展望の良い広い山頂だが人は少ない。ひと頑張りしたので、ここでコーヒータイムを取ってゆっくり休憩。雪を被った富士山がすっきりと見え、権現山に続く長い尾根が手前に広がっている。

 今日は先頭のK(T)さんのちょうど良いペースのお陰で、ゆっくり休憩する余裕もある。このペースで行けば、計画通り浅間峠まで無理なく歩けそうだ。途中の丸山で最後まで行くか下るか判断することにして槙寄山を出発。木の間から左手に御前山、大岳山が大きく見える。右手は植林でちょっと木が多いが権現山の尾根。木漏れ日の中の歩きやすい尾根道で、順調に中間点の丸山に到着。まだ先があるので陽当たりの良い静かな丸山で一本。

 丸山から小棡峠の近くまで下った頃には少し日が傾いてきて、広い尾根に木の長い影が映ってきれいだ。土俵岳を越えて日原峠で「人里 笛吹」(ヘンボリ ウズシキ)方面に下る最後の分岐を見送る。もう後は浅間峠まで歩くのみ。

 軽快に浅間峠を目指すが、この辺りから尾根が広がった所が多く、落葉で踏み跡が隠れてルートが分かりにくい。ルートが直角に折れている個所では赤テープを確認しながら進んだ。

 浅間峠には15時過ぎに着いた。バスの時刻まで十分余裕の時間だが、安全をみて早々に下山開始。やはり下山は速くて、上川乗バス停の少し手前で1本前のバスが通り過ぎて行った。屋根のあるバス停で防寒具を着込んで予定のバスを待った。

 まだ日が短い時期だが、笹尾根を浅間峠まで5人で軽快に歩けて満足。風もなくいい陽だまり山行になった。コーヒータイムもゆっくり楽しめて良かった。