■山行日 2023年8月5日(土)
■天候 晴れ一時小雨
■メンバー 5名
■コースタイム
麦草峠11:05-林道12:00-12:15雨池東岸12:25-13:00八柱山13:33-下降点(尾根分岐)14:00-林道(登山口)14:20-15:00八千穂高原自然園
※16:13発バスに乗車 八千穂高原自然園=16:46八千穂駅=17:25佐久平駅前
■山行報告(リーダーK)
茅野からのバスが10分遅れて麦草峠に到着。今年から麦草峠の到着時刻が13分遅くなっていて、その上10分も遅れると、これからは麦草峠起点の山行は行動時間が短くて厳しそう。(午後の麦草峠発のバスは18分も早くなっている)
バスを降りると2120mで涼しい! ちょっと雲が多いが晴れ。苔の道は石が滑りやすくぬかるみもありそうで、スパッツを着けストックを出して、Fさんを先頭に出発。雷注意報が出ていて午後は雨が心配。八柱山まで早く行きたいので、残念ながら地獄谷はパスすることにした。茶水の池の先から樹林に入ると苔むした石の道、平坦な道だが歩き出しで結構疲れる。
1時間ほどで林道(大河原峠線)に出て、ちょっと林道を歩いてすぐにまた登山道に入る。木道の道になって、前が明るく開けてきて雨池(東岸)に到着。雨池を見渡せる気持ちの良い場所で一本。静かな雨池はやはりいい。池の水が少ないようで、去年の8月に北岸から見た時より池が小さいような気がした 。
休憩した所から少し北寄りに八柱山への分岐の道標があり、右のはっきりとした道に入る。ここから深い森の中で、暫く緩い登りが続く。雨が降り出して音が聞こえるが、ちょうど高い木が茂った中で全然落ちてこなかった。道が緩い下りになってちょっと登り返したピークが八柱山だった。雨は止んでいて頭の上は青空が広がっている。天気は大丈夫のようなのでここでゆっくりコーヒータイムにした 。
これまで山頂にあった深宇宙探査の大きなアンテナがちょうど撤去されたばかりで山頂は小さな標識と二等三角点だけ。その周りの草が刈り払われて、植林した苗木に白いネットが掛けられていた。周囲は北側と東側が少し開けていて、雲がなければ浅間山や御座山が見えるらしい。
八柱山からは明るい落葉松尾根の笹の道を下る。途中、木の間から左手に佐久あたりの町が見える。笹は刈り払われていて歩きやすい。尾根通しの道から右に折れる分岐が心配だったが、前方の小さなピークを巻くように自然に道が右に折れ曲がったので、念のためGPSで地点を確認したらちょうど下降点の分岐だった。
後は調子よく下って下降点から20分で登山口の林道に出た。賑やかに話しながら林道を歩いたら意外に早く八千穂高原に着いてしまった。雨池からここまで誰にも会わなかった。人の少ない初めてのコースなので余裕をみて下山したこともあるが、バスの時刻まで1時間以上もある。佐久平行のバス停はメルヘン街道の道路から少し自然園の前に入った所にあった。
バス停の場所と時刻を確かめて、どこか休める所がないかと見渡したら、すぐ隣にロッジがあり、缶ビールとおつまみを調達して軒先のパラソル付きの洒落たテーブルで乾杯。あっという間にバスの時刻になった 。
各停組は八千穂駅で降りてのんびり小海線の旅、新幹線組は終点まで乗って、後は早く帰れたようだ。今回初めて佐久平行のバスで帰ったが、茅野行よりも麦草峠発の時刻が30分遅いので、今後の麦草峠起点の山行ではこちらの方が行動時間が長くとれて良さそうだ。