■山行日 2023年2月18日(土)朝発
■天候 晴れのち曇り ■メンバー 7名
■コースタイム
あずまや高原ホテル8:53-里宮10:48-13:06四阿山13:32-里宮14:30-15:27あずまや高原ホテル
■山行報告(リーダー T)
最近では雪山の登山者が増え、四阿山も初級の雪山として大変な人気である。8:30頃にあずまや高原ホテル(閉館)前の駐車場に到着すると、すでに20台くらいの車で駐車場は満車状態。Oさんは除雪されていない空地、Tの車は少し戻った別荘地の入口の広くなった路肩に駐車する。多くの人が登っているのでトレースはしっかりしているが、それなりの積雪があるので、スノーシューやワカンを履いて出発。
歩き始めの天気は晴れ、「てんきとくらす」では風がやや強いことが心配されたが、風はほとんどない。駐車場はあれほど混んでいたのに、思ったほど会う人が少ないと感じた。積雪は30cmほど。すれ違う人はスノーシュー、ワカン、アイゼン、ツボ足など実にさまざまである。
ダケカンバの林を抜けるとやがて牧場だろうか、広い緩やかな傾斜となる。振り返ると青空と湯ノ丸山、遠くには中央アルプスや北アルプスの山々が眺められる。緩やかな登りであったが、里宮を過ぎたあたりから少しずつ急な登りとなる。
四阿山の頂上が見えるカラマツ林に出たころには、雲が出てきて、風も少し強まってくる。最近雪が降っていないせいか、温暖化によるものかどうかわからないが、期待したスノーモンスターは見られなかった 。
四阿山の祠があるあまり広くない頂上に到着。他の登山者は10人くらい。頂上ではガスってはいないが、周囲は雲がかかっており周辺の山々は見渡せない。風があり少し寒い。集合写真を撮り、今度はアイゼンを履いて下山を始める。スノーモンスターにはなっていないが、雪を被った木々で厳冬期の雪山の雰囲気は十分にある。朝方の晴天と気温が高めであったことで、下りの時には少し雪が腐っており、時々穴にハマりながら下山した。
駐車場に着くと他の車はほとんどなくなっている。きっと我々よりもっと早く到着していたのであろう。雪山にも人気が出てきているのはいいが、どこの山も駐車場には困ったものである。