■山行日 2023年2月11日(土)朝発
■天候 晴れ ■メンバー 3名
■コースタイム
渋沢=大倉8:00-8:30観音茶屋8:35-9:05一本9:10-9:45駒止茶屋9:50-10:15堀山10:20-11:20花立11:30-11:55金冷シ-13:05鍋割山13:40―14:30後沢乗越14:35-14:55林道終点15:05-二俣15:25-16:35大倉=渋沢
(塔ノ岳・丹沢山からコースを変更)
■山行報告(リーダー K)
前日に南岸低気圧が来たのは嬉しいが、朝の交通機関の乱れが心配で、前日夜まで様子を見て決行を決めた。小田急線沿線は全く雪がなく朝の電車はダイヤ通り、渋沢駅発のバスも正常。朝の八王子は真っ白だったのに。
大雪警報が出た位なので大倉あたりから雪景色かなと期待したが、前夜の本降りの雨で雪が融けてしまっていた。大倉から中腹まで雪が全然ない。メンバーは、2週連続のAさんに翌週が四阿山のTさん。(Fさんは雪の丹沢を楽しみにしていたのに用事が出来て残念でした。)
南岸低気圧が抜けてすっきり晴れて3月並みに暖かく、雪山仕様で着込んできたAさんは暑そう。早々に一本取って温度調節する。Tさんは四阿山に備えて下したての冬靴。
少し雪が出てきてシャーベット状の階段やぬかるみの道が続いてペースが上がらず。新品の靴に申し訳ない道だ。左手に雪が被った富士山がくっきりと見えてきた。
花立の手前からようやく白い雪の道になる。急な階段を花立まで頑張って一休み。相模湾が光っている。ここからは金冷シまで、きれいに雪が被った気持ち良い景色の中を行く。やわらかい雪でアイゼンなしで安心して歩ける。このままずっと行きたいところだが、花立までちょっと時間が掛かって丹沢山は無理なので皆で相談。雪が付いた鍋割山が左手に見えていていい感じだし、鍋焼きうどんもいいなということで、塔ノ岳もパスして金冷シから鍋割山に向かうことにした。金冷シから分岐を左に折れるとぐっと人が少なくなって、静かな雪の尾根道となった。
あまり雪は多くないが一面の雪景色の鍋割山稜をずっと歩けて、どうやらこちらで正解だったようだ。(みやま山荘のホームページを見たら、前夜の雨で雪が半分融けて丹沢山の積雪15cmだったので、こちらと大差ない雪だった。)
鍋割山に着くと、鍋割山荘は営業中で鍋焼うどんを注文する声も聞こえる。まずは皆で写真をと、富士山をバックに雪景色の山頂の1枚を撮って貰って、すぐに鍋割山荘へ。鍋焼うどんはちょうど終了したところで、代わりにコーヒーを入れてゆっくり休んだ。
鍋割山を出発して後沢乗越に向かうと、どんどん下って途中ですぐに雪が無くなり陽だまりハイクのような気分。後沢乗越から山腹の道を下って林道終点に出て、沢の水でスパッツと靴の泥を落とした。
大倉着は余裕の16時半過ぎ。林道は大して長く感じなかった。ちょうど出るところのバスに乗って渋沢で解散。
大雪警報が出たのに期待したふんわりした雪ではなかったけど、ねらい通りに前日に雪が降って、久しぶりにきれいな雪景色の中をたっぷり歩けて良かった。