Hiker Club Koguma Group | こぐまグループは東京の山岳会です。

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2022/10/29-30 こぐま祭り

■開催日 2022年10月29-30日(土日)朝発 
■天候 晴れ ■メンバー 16名 
■会場 奥多摩 清東園キャンプ場 
■報告(総合リーダー T) 
 ※当日/翌日の山行報告は各リーダーの報告を参照

 3年ぶりのこぐま祭りをI(W)さん推薦の清東園キャンプ場で開催。ここは広場を囲んでバンガローや炊事場があり、他のキャンパーから独立しているため、お祭りを行うにはとても良い配置となっている。私がリーダーであったが、用意するものと買い出しなど準備の段階ではかなりの部分をI(W)さんに仕切っていただいた。キャンプ用品の多くはI(H)さんが持っていたので大変助かった。

 今年の参加者は16名。久しぶりの皆さんの参加もあった。お祭りの準備係はI(W)さん等6 名。12時に青梅のスーパーで買い出しを行い、会場には14時半ごろ到着。バンガロー3棟に加えテント1張を設営し、食事の準備を開始。夕食メニューはおでん、ポトフ、プルコギ、タンドリーチキン、やきそば、(会長の要望により)焼サンマ、焼き芋、アボガドのしょうゆ漬け、焼リンゴなど。アルコールはビール、焼酎、日本酒、サングリアなど、大変豪華なメニューである。

 15時半ごろに川苔山集中山行に参加したメンバーや久しぶりに参加のWさんから連絡が入ったため車3台で川井駅まで迎えに行き、自分の車で参加したKさんも加わって、全員がそろった。

  川沿いにある広場に焚火台を二か所、その他にテーブルを一つ設置。各自が焚火やテーブルの周りに集まり、いつの間にか飲み会が始まった。飲んだり食べたりして、いつものように他愛もない話で楽しい時間を過ごした。焚火ではAさんが寄付してくれた備長炭で焼いたサンマはおいしい。ポトフやプルコギもなかなかの味である 。

 暖かい焚火の周りで時間が経つのも忘れ話をした後、女性は9時頃、男性は10時頃にバンガローやテントに分かれて就寝。朝は6時に起床。朝食はうどんと前夜の残り。その後8時頃には帰宅する人や翌日山行の高水三山に参加する人は車に分乗、棒ノ折組は歩いて出発した 。

 コロナ禍のためミニこぐま祭りということであったが、3年ぶりのお祭りは以前と変わらず大変楽しい時間を過ごすことができた。来年もぜひやりましょう。

■山行日 2022年10月29日(土)朝発 
■天候 晴れ ■メンバー 4名
■コースタイム(川苔谷コース) 
奥多摩駅8:22(バス)=8:47川苔橋8:55―9:40細倉橋9:50―10:35百尋ノ滝10:45―11:40休み11:50―12:20川苔山12:40―13:40休み13:50―14:35山ノ神14:45―15:20鳩ノ巣駅

■山行報告(リーダー S) 
 やはり、このコースは、天気のよい週末は人がいっぱい! 奥多摩駅の出口がバス乗り場になっているので、登山者が多くて、こぐまのメンバーと会うのが一苦労。結局、臨時バスが2台出て(それでも満員で立っていた)、川苔橋で集まって出発しました。

 始めは林道歩きで、細倉橋から沢沿い道となり、百尋ノ滝へ。この滝は立派で、紅葉とマッチしてました! でも、この先はまったく展望のない林の坂道登りで、黙々と登って行き、12:20に川苔山に着きました。

 山頂も人がいっぱいだったが、どうにか2コースと会って、記念写真を撮って、一休みして、下山。ここからは2コースと一緒に計8人で、展望のない林の下りだったので、ちと早く下りて、15:20に鳩ノ巣駅に着いた。

 でも、バスが来るまで1時間近くあったので、電車で川井駅まで行って、そこに、Tさん、Iさんに車で迎えに来てもらったので、16:00にはキャンプ場に着いて、早めにキャンプに参加できました。今回はいい運動となって、お酒がおいしく飲めました。そして、久しぶりに参加のN君は、山中でずっとしゃべりっぱなしで、元気でした‼

■山行日 2022年10月29日(土)朝発 
■天候 晴れ ■メンバー 4名
■コースタイム(赤杭山コース)
古里駅8:00-ズマド山分岐9:00―赤杭山10:00―エビ小屋山11:00―12:00川苔山12:40―13:40休み13:50―14:35山ノ神14:45―15:20鳩ノ巣駅
(川苔山からの下山は1コースと合流)

■山行報告(リーダー T) 
 こぐま祭りとの合同企画である川苔山集中に行った。リーダーの私 Tは前々週にコロナになったので、病み上がり一発目の山登り。心肺機能に不安を残した山行だったが、結果的には楽しく綺麗な風景を眺める山行になった。今回のコースはバスを使わずに、駅から直接歩き出すコースを計画。バスでの人込みを考えてバスを使わないコースがいいだろうと思って。

 当日、古里駅に降りる人は数人程度。このコース、結構マニアックなコースらしい(1コースのSさんやAさんもマニアックなコースと言っていた)。 後で思い出したが、この登りのコースは以前に沢の下りで使ったが確かに当時人は少なかった。ズマド山分岐までは急登だが、道はしっかりしているので歩きやすい。Kさんが先頭になって進み、ペースはいい感じ。女性三人が賑やかにおしゃべりして進む。活発にしゃべる人がいる山登りはクマよけ(笑)にもなるし、ラジオ的に話を聞いて楽しいので素敵だ。特に今回は女性三人なので、私はケツッピを静かに歩いた(つもり)。

 赤杭尾根を通る道は紅葉がきれいだった。植林の杉も少なく、自然林が多い感じ。そのため、明るく日光が差し込む。さらに進んでいくと、紅葉ではなく明るい緑の木々が一帯に広がるエリアに出た。あまり見たことのない木で葉を通した太陽の光が明るく、紅葉の雰囲気とはまた違う、なかなか見ない光景だった。女性の方々も感動していた。

 いいペースで歩いて、1時間おきに休憩を取る。自分は新しい登山靴が足に合わずにかかとが痛み始めてちょっと困っていた。2回履いたのになぜ今回痛いのか? えっちらおっちら歩いて予定通り、12時ちょうどに川苔山に着いた。山下の街並みが見えるが、展望が狭め。

 てっきり1コースのSさんたちが先に来ていると思ったが、12:20まで来なかった。川苔谷コース (1コース) は人が多いらしく、そのコースから続々と人が登ってくる。川苔山頂上には20人程度の人が常時いる感じ。なかなかにぎやかだ。

 1コースと合流後、下山開始時間になったので早々に下山を開始した。みんな下山もさくさく降りる。Fさんは少し膝を痛めているためペースを落としていた。それでも、十分下山時間は間に合うのでゆっくり歩いた。

■山行日 2022年10月30日(日)朝発 
■天候 晴れ ■メンバー 5名
■コースタイム 
軍畑駅8:43-10:34高水山10:45-11:02岩茸石山11:36-12:03惣岳山12:26-13:37御嶽駅

■山行報告(リーダー T) 
 こぐま祭りの解散後、車を軍畑駅の南の青梅柚木苑地駐車場に止め、軍畑駅でお祭りに参加しなかったNさんの到着を待ってから出発。Nさんにとって高水三山はよく行く山だそうだ。この日はよく晴れていて暖かく、気持ちよく歩ける。

 車道を歩き、高源寺を過ぎたあたりから山道に入る。軍畑駅では多くの登山客がいたにもかかわらず、山道で会う人は思ったより少なかった。よく山へ行っている4人はもちろん、久しぶりに参加するKさんも結構早いペースで歩けた。程なくして高水山直下の常福院に到着。少しではあるが、紅葉が見られる。高水山で写真を撮り、次の岩茸石山に向かった。ここは眺めがよく天気がいいので、川苔山、棒ノ折など奥多摩の山々や遠くには男体山などの日光の山々、さらには東京都心なども見える。

 歩いている間もKさんはいつものように面白い話で絶好調。Nさんとは初対面だが、二人のやり取りはなかなか面白い。Kさんが酉年生まれと言ったので未年生まれのNさんは自分より若いのではと勘違いしたようだ。惣岳山を通り、御嶽駅へ下る。Kさんは下りで膝が痛くなるのを心配していたが、全く問題ない。

御嶽駅には13時半ごろに到着し、ここで解散。Nさんは沢井に下りて酒が飲めなかったのが少し残念そうだった。高水三山という地味な山ではあったが、天気が良く楽しいメンバーで良い1日を過ごせました。

■山行日 2022年10月30日(日)朝発 
■天候 晴れ ■メンバー 3名
■コースタイム 
清東園キャンプ場7:50―登山口8:00―山ノ神8:22―8:40一本8:50―9:20―棒ノ折山9:40―10:35一本10:45―11:15さわらびの湯

■山行報告(リーダー S) 
 こぐま祭りの翌日、ただ帰るだけではもったいないので軽く山へ登りました。棒ノ折山へ。こっちから登るのは初めてなので計画しました。朝、お祭りの片付けが終わって、7:50解散となったので、そこから3人で歩いて登山口へ。

 ここから、わさび田の沢ぞいに登って行って、「山ノ神」で沢から離れて、林の中の急登で、ヒノキ林でまったく展望がないので、黙々と登って9:20には棒ノ折山に着いたが、もう結構登山者が多くいてビックリ‼

 天気良くて日光の山々、新宿のビル、スカイツリーまでよく見えました! 一休みして下りましたが、登ってくる人が結構多かったが、みな沢コースから登ってくるみたいで、岩茸山から尾根コースを下ったが、こっちから登ってくる人は少なかった。11:15にはさわらびの湯に着いて解散しましたが、まだ午前中だというのに男湯の方はすごく混んでいたため、T君は入らずに、私と一緒に11:35のバスに乗って帰りました。