■山行日 2022年8月11(土)朝発
■天候 晴れ ■メンバー 5名
■コースタイム
(タクシー茅野9:10発 竜源橋9:50着)
竜源橋9:55-11:15将軍平分岐11:20-11:30亀甲池分岐-11:50亀甲池11:55-12:20双子池(雌池)12:25-12:35双子池ヒュッテ12;45-13:20カラ川橋-14:20雨池北岸14:25-14:35雨池西岸14:45-15:35雨池峠15:40-16:00ロープウェイ駅
■山行報告(リーダー K)
真夏の日帰りの山は涼しい八ヶ岳がいいが、各停と路線バスで行けるコースは限られる。これまで麦草峠を起点にした山行が多かったが、今回は茅野から竜源橋まで(路線バスもあるが)割り切ってタクシー利用で時間を稼いで、池巡りをして雨池から麦草峠まで繋げてみようと計画した。ただし、コースタイムより少し速くないと麦草峠のバスに間に合わないので、ペースが落ちたら雨池からロープウェイ駅に向かうことにして。
茅野駅であずさ利用のメンバーの到着を待って、すぐに予約したタクシー2台に分乗。40分で竜源橋に着いた。身支度をしてAさんに先頭をお願いして出発。まず中間点の双子池まで頑張ってみることにした。
登山口から暫くまじめな登りが続く。一汗かいた頃、次第に緩やかになって木々の間から北横岳の稜線が見えてきた。平坦な林の中を進むと開けた笹原になり、いいペースで天祥寺原の将軍平分岐に着いた。ここから亀甲池の近くまで見晴らしの良い笹原の道が続く。振り返ると真っ青な空と蓼科山の緑が鮮やかだった。笹原から樹林に変わって道が窪んだ所へ降りて行く先に、木の間から水面が光って見えてきた。
亀甲池は樹林に囲まれたこぢんまりとした池で、前に来た時は池の中に大きな石が幾つも見えたが、今回は水量が多いようでほとんど隠れていた。
亀甲池 双子池(雌池)
ここから先、北八ツらしい苔の森の中の道を行く。しばらく登りが続いてから下って行くと双子池(雌池)に出る。こちらは大きな池で対岸の山の形がきれいに映って見える。池の周りの道を歩いて双子池ヒュッテに着いた。ここまで、途中では少し時間を稼ぐくらいのペースだったが、双子池ヒュッテで休憩して出発した時点ではコースタイム通りになっていた。このままでは麦草峠までのコースはちょっと厳しいが、雨池まで行って判断することにして出発した。
しかし、カラ川橋までの古い林道は荒れていて意外に時間がかかり、そこから登山道に入って登りが続くとペースが落ちてきて(あまり体調の良くない人もいて、さらにKの足がつったり!)、雨池から先はロープウェイ駅に向かうことにした。
最後の雨池は一番大きな池で対岸が遠くに見える。周囲の緩やかな山の他は何もない広い景色はとても静かな感じがした。雨池ではコーヒータイムの余裕はなかったが、ゆっくり景色を眺めてから雨池峠に向かった。雨池峠まで予定外の登り返しがちょっときつかった。
ロープウェイ駅には十分余裕の時間に着いたのに、山の日のためか長い行列ができていて、バスは最終の17時発になった。
雨池(北岸) 雨池(西岸)
今回は麦草峠まで駆け抜けられればタクシーで入山した甲斐もあったというものだが、ちょっと割高の山になってしまった。体調とトレーニングに気を付けてまたトライしてみたい。