■山行日 2022年6月4日(土)前夜発
■天候 晴れ ■メンバー 10名
■コースタイム
天女山駐車場6:30-6:45天の河原6:50―9:30前三ツ頭10:00-10:40三ツ頭12:00-12:30前三ツ頭12:50―14:30天女山駐車場 歩程:8 h(休憩含)
■山行報告(リーダー I)
当初参加者は、Sさんと我が家の3名であったが、その後T夫妻、I夫妻、O(K)さん、O(H)さん、Aさんが参加し合計10名となりにぎやかな山行になった。特にT夫妻は前日個人山行の御座山からのハシゴで、さすが山好きなチーフリーダーだ。
前夜、道の駅「南きよさと」で仮眠をとる為深夜1時頃に到着し、Sさんと3名で軽く車の中で祝杯をしていたが、その時突然隣に車が停まった。そして一人のおっさんが降りてきてこちらに向かってくるではないか。「まずい」やかましかったのかな? と少し構えたが、なんとそのおっさんはO(K)さんであった! 笑顔で挨拶後、早々にシュラフに入った。(お得情報:道の駅南きよさとは、芝生がありテントビバークに最適。お勧めです!)
翌朝、登山口の天女山駐車場に到着すると、Tさん、Iさんたちは既に到着済で待機していた。登山準備完了後、Sさんにトップをお願いしスタートする。
途中の天の河原には15分ほどで到着。ここは南アルプスや富士山を望む事が出来る開けた場所で、駐車場からここまで平坦な道が続き観光客も訪れる。ここから前三ツ頭までは樹林帯の中を進み、登山道も徐々に急勾配になっていく。前三ツ頭山頂は、高山の雰囲気がただようとても良いピークで、南アルプスの絶好の眺望が広がっている。先ほどの天の河原とは比較にならないほど素晴らしい眺望で、ふもとの村から山頂まですべてを見る事ができる。ここで30分ほど休憩を取り、軽く食事をしたり写真を撮ったりした後三ツ頭山頂へと向かう事にする。
40分弱で、観音平からの登山道と合流する分岐に到着した。指導票には山頂まであと15分と書いてあったが実際には5分ほどで三ツ頭に到着した。山頂は大きな岩がゴロゴロした開けた場所で、絶景が広がっており自分のお気に入りのピークである。
本来は北・中央・南アルプス、富士山、御嶽、乗鞍、金峰等日本の中央部の山々のすべての眺望が広がり、特に権現・阿弥陀・赤岳は目の前の手の届くところに望む事ができる。しかし、到着時はガスっており殆ど展望はない。「ガスが晴れるまで待とう」という事になり大休止を取る。皆でコーヒーを楽しんでいると、谷を挟んだ権現岳から多くの登山客が三ツ頭に向かってくる。観音平から編笠岳~青年小屋~権現岳~三ツ頭~観音平と周回できる縦走コースが人気でありお薦めだ。
山頂で晴れるまで粘った甲斐があり徐々にガスが取れ、先ほど述べた山々がすべて望む事ができるようになった。本当にここは2時間でも3時間でも飽きる事がないであろう。充分に眺望を堪能した後、記念撮影後山頂を後にした。