■山行日 2021年11月6日(土)朝発
■天候 晴れ ■メンバー 5名
■コースタイム
道坂隧道入口8:10-道坂峠8:30-岩下ノ丸9:30-牧ノ沢山9:55-白井平分岐10:30-御正体山11:20(休憩10分)―展望台11:55(休憩30分)―舗装路13:05-御正体入口バス停13:45-道坂隧道入口15:05
■山行報告(リーダー I(W) )
I(H)さんに車を出していただけたので相模湖駅に7時集合。道志みちを快適に飛ばして道坂隧道入口に着いたところ駐車場は既に満杯。仕方なく路肩の僅かなスペースに車を寄せて停める。
トンネル脇の急登をジグザグに登っていくと木の間から降り注ぐ日差しが温かい。20分程で今倉山方面への道を分ける峠を通過し、ここからは平らな尾根歩きとなる。左前方には丹沢の山々、眼下には道志の谷あいが望める。紅葉のトンネルと膝に優しい落ち葉のクッションで快適な山道が続く。白井平方面への分岐を過ぎると、急にきつい登りとなり息が上がる。やっとピークかと思ったら先にもっと高いところを繰り返し、ようやく御正体山頂に到着。
樹々に囲まれた山頂は展望が無いものの広く心地よい空間。ここでは2組の団体が昼食をとっていた。我々は山頂から30分程先にある展望台まで進んで大休憩とすることに。残念ながら期待ほどの景色では無く富士山も霞んでいるが、他に誰もいない静かなピークで中々快適なところである。
暫しコーヒータイムの後下山開始。するといきなり急傾斜となりひたすら激坂が続く。落ち葉に身体を預けて斜面を滑るように下ること約40分で林道に出たが、ここからの舗装路の急な下りが厳しかった。一歩一歩が膝に響く。女性2人はなぜか快調に先行し見えなくなってしまう。バス停からは車を停めた場所まで約5㎞の車道を登り返すことに。女性陣は登りが苦手なようで程なく逆転。飛ばし下りてくる大型トラックやツーリングバイクに身を竦めながら黙々と歩を進める。標高差400mを登り切り駐車場に着いた時は皆疲労困憊であった。本日の行動7時間、コロナ禍で体力低下の身体にはやや厳しかったが、心地よい疲労感で充実の一日となった。
帰路は“道の駅どうし”に立ち寄り、私は地元産薩摩芋を使用した焼酎「御正体山」を購入。帰宅後、本日の行程を振り返りつつ酔いに身を委ねた。