■山行日 2021年7月24日(土)朝発
■天候 晴れ時々曇 ■メンバー 2名
■コースタイム
勝原スキー場跡登山口6:45―9:20シャクナゲ平―10:30荒島岳10:45―11:30シャクナゲ平―13:30登山口
歩程:約6時間半
■山行報告(リーダー I)
荒島岳は、福井県にある100名山で、深田久弥の地元の山だ。今回白山に来たついでに登る事にした。白山の登山口 市ノ瀬ビジターセンターにキャンプ場があり、前日はここに泊まった。荒島岳には何ヶ所か登山口があるが、我々は勝山スキー場跡登山口を利用した。この登山口までは、キャンプ場から車で1時間半程である。
登山口は人里離れた国道沿いにあり、綺麗なトイレがある。登山道は、トイレの横から始まる。まずは、急なアスファルトの坂道が500m程続く。太陽の照り返しでとても暑い。登りきると、岩がゴロゴロした登山道に変わる。途中、シャクナゲ平という登山道が集まる平らな場所があるが、良い休憩場所である。
ここまでは延々と眺望のない森の中の登りだが、ここからは一旦300m程下り、その後激登りが始まる。岩がゴロゴロした鎖やロープがある急坂が多く続き、必然的にスタンスが大きくなってしまう。女性には少しきつい所だ。シャクナゲ平から山頂までは1時間弱で到着した。荒島岳山頂には小さな祠があり360°の良い眺望が得られる開けた場所だ。生憎少しガスっており、山座同定板を見ながら白山や北アルプスの山々を確認した。
下山は往路を戻る。思いのほか多くの人が入山しておりシャクナゲ平までは渋滞が続く。ここで道は分かれる為、我々が下山する勝山登山口への下山道も人は少なくなり静かに歩くことができた。最後の30分間は森を抜け炎天下を歩くため、頭がくらくらする程暑くて、今回の登山中一番きついと感じた。
帰りは、地元の温泉にゆっくりつかり3日間の汗を流した。