Hiker Club Koguma Group | こぐまグループは東京の山岳会です。

お知らせ

会員募集中です。お問い合わせはこちらから。
山と渓谷誌(2024年5月号、10月号)に募集広告を掲載しました。

2021/07/19 南蔵王 屏風岳・不忘山(個人山行)

■山行日 2021年7月19日(月)前日夕方発 
■天候 晴れ時々曇り ■メンバー 2名 

■山行報告(リーダー O) 
 3年ほど前に一人で行った同じコース。毎日の暑さを逃れるためというのも同じ理由。早い時間に大黒天の広い駐車場に着いた。満天の星。駐車場の端に行けば仙台の夜景が広がるが、少し戻れば真っ暗。星の観察に都合がよいのだろう。カメラを固定している人が二組いた。少し寒いくらいの中、星を見ながらゆっくり眠れた。早朝、帰って寝ますという星観察の青年と別れて登山口へ。歩き始めは下りから!

トキソウ

 最初からトキソウが迎えてくれた。芝草平の春の花には少し遅め。夏の花は咲き始めたばかりで少し物足りない。それでもシャクナゲとウスユキソウは至る所に咲いている。急な上り下りは少ないものの、距離はだらだらと結構長い。南屏風岳の下り。ザレ場に前にはなかった鎖が取り付けられていて歩きよくなっていた。途中、久しぶりにホシガラスを見かけた。

 不忘山はこのコースのなかで唯一高山的。イワキンバイ、キバナノカワラマツバ、イワオウギなど高山的な花が咲いていた。白石スキー場方面からの周遊コースを取る人が多いようだ。

不忘山

 さて戻り、久しぶりに長いコースに来てしまったカミさん。靴(足元)の不調もあって登り返しが重い。屏風岳でやめておけばよかったかな? 高度差が少ないので甘くみてしまったようだ。それでも前方に朝日連峰の三角や月山の雪の多い山影を追いつつ、文句言われっぱなしで車に戻った。

 エコーラインの駐車場には避難所兼用のしっかりしたトイレが建てられていて安心。新しい物も建設中のようだ。ほとんどの車は蔵王本峰の方へ向かっていて、このコースは人が少なくて気持ちよく歩ける。

 さて下界はやっぱり35度以上。コロナが怖くてほとんどどこにも寄らず、羽生のSAで晩飯の弁当を買って帰った! 悔しかったカミさんは、翌日登山靴を買いに行った。