■山行日 2021年6月20日(日)朝発
■天候 晴時々曇り ■メンバー 2名
■コースタイム
駐車場7:58―8:24平標登山口―10:06松手山―11:33平標山―11:59平標池―12:49平標山―13:18平標山の家―14:24大源太山―15:00三角山―15:49毛無山―16:43登山口―17:49駐車場
■山行報告(リーダー T)
花がきれいな季節に平標山へ行くことにした。朝、駐車場に着くとすでに多くの車が止まっている。松手山の登山道にも多くの人が。見上げるとまるで夏の富士山のような行列だ。20人以上のツアー客も3組くらい追い越した。花の季節だからなのか、緊急事態宣言の息苦しい生活から比較的感染リスクの低い山へ逃れようとしているのかわからないが、予想以上の賑わいである。とはいえさすが花で有名な平標山、花の種類は多く、ウツギ、シャクナゲ、ハクサンチドリ、ハクサンイチゲなどが咲いている。
平標山頂に着くと多くの人が休憩しているので、休むことなくその北側にある平標池に降りてみることにした。急な坂を下るとそこはユキワリソウの咲く美しい湿原になっている。平標池は雪田の脇の小さな池だが、こちらの方には全く人がおらず静かな場所である。皆さんももし時間があれば立ち寄ってみることをお勧めする。
ここで休憩したあと平標山に戻り、ハクサンイチゲの咲く尾根を通り、平標山の家の方に向かう。多くの人はここから松手山登山口の駐車場に下るのだが、静かさを求めて大源太山の方に向かうことにした。
このルートはあまり人が入って来ず、静かな尾根歩きができる。右手の仙ノ倉山との谷間にある残雪と滝を眺めて歩く。平標山周辺ほどではないが、道端にツマトリソウ、ヨウラクツツジやギンリョウソウの咲く気持ちの良い道である。特になんの変哲もない大源太山の山頂からは浅貝へ下る。ここからバスで駐車場に戻る予定であったが、浅貝のバス停に着くとバスは20分前に出たところで、次は90分後だ。仕方がないので1時間ほど車道を歩いて松手山の登山口の駐車場に戻った。