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2021/04/03 秩父 鐘撞堂山、陣見山(個人山行)

■山行日 2021年4月3日(土)朝発 
■天候 曇り ■メンバー 4名 
■コースタイム 
桜沢公民館駐車場8:58―9:42鐘撞堂山10:06―10:44円良田物産センター10:56―11:32虎ヶ丘城址11:47―12:59陣見山13:38―14:08榎峠―15:25樋口駅

■山行報告(メンバー A) 
 「4日は天気が悪いので美ヶ原は中止にします」とリーダーT(H)さんからメールがあり、がっかり。そのあとすぐに、「3日なら天気がいいので山に行きませんか」とお誘いメールが入って、行きますと即答。美ヶ原に一緒に行く予定だったO(H)さんは、先週のリベンジをするということで三浦半島へ向かい、私達4人は秩父方面に行くことに。

 桜咲く、桜沢公民館に車を止めて鐘撞堂山に向けて歩き出します。300mの山ですから、久しぶりの山歩きの私にとってはちょうどいい足慣らしです。歩くうちにMさんから「O(K)さんがアップしていたヒトリシズカがとてもきれいだった。今日はぜひ見てみたい」と希望があり、足慣し&花を見る山行になりました。鐘撞堂山周辺にはカタクリの群生地があるようなので、それも楽しみのひとつに加えて、4人でワイワイ言いながら(訂正・静かにでした)登って行きます。

 鐘撞堂山周辺に近づくと、カタクリの群生地らしいのですが、ポツリ、ポツリと咲いているだけでほとんどは葉っぱでした。この日、新潟の八石山に向かったO(K)夫妻からはカタクリの花が見頃ですとLINEが入りました。例年ならこちらが見頃なのに――残念です。

 鐘撞堂山の山頂直下で出会ったおじさまに、「今はジュウニヒトエが見頃」と聞いて探すことに。確かに山頂直下にジミに咲いていました。私たちが登ってきた別ルートにはフデリンドウなども咲いていたようです。今回活躍したのが、Mさんのスマホのアプリ。写真を撮るだけで花の名前が出てきます。この花の名は? と気になるものを調べてもらい、かなりの花の名がわかりました。山頂は桜が満開、見晴らしもよくとても気持ちがいいところ。この山はコースがたくさんあり、あちこちから登ってきた人で賑わっていました。ちょっとゆっくりしてあんずの里、円良田へ。

鐘撞堂山

 いったん里まで下りてきました。Mさんが「あんずの花が見たい」と探しますが、地元の方にもう終わっていると言われてがっかり。円良田物産センターでタラの芽や山椒などを少しだけ買って、物産センターの方が淹れてくださったお茶をいただいて再び山道へ。

 虎が丘城址の登り口にほんの少しだけあんずの花が咲いていましたが、カタクリと同じく残骸という感じでした。虎が丘城址~陣見山まではアップダウンが結構あって、500mの山でも侮れません。「また下るのか~」とつい口から出てしまいます。週1で3~4時間は歩いていましたが、平地と違って久しぶりの山は足にきます。なんとか陣見山の山頂に着きましたが、ここが山頂?というようなところ。テレビ埼玉の中継基地があり、見晴らしもないし、休む気にもならない。少し下って見晴らしのよい鉄塔の下でコーヒーをいただいて大休止。

 さあ、これで下りと思って進みますが、まだまだアップダウンが続きます。さすがのT(E)さんが「また下るの」と言ってしまうくらい。榎峠に着いてここからやっと下りになりました。寄居の裏山というような低山でしたが、登った標高はなんと1300mでした。

 お目当てのヒトリシズカも見ることができましたし、ジュウニヒトエ、チゴユリ、オドリコソウ、ヒゴスミレをはじめとしたスミレなど……ひっそりと咲く春の花を堪能。Mさんのアプリのおかげでたくさんの花の名前を知ることができました。ただ、そのアプリは怪しいところもあり、特に英名で表記されたものはどうも判別できないらしいとわかりました。

桃源郷?

 今回一番感動したのが、榎峠から下山した里の美しかったこと。モモやレンギョウ、スイセン、シバザクラなどが咲き乱れ、家々できれいにしているからその地区全体が統一されていて美しい。「ここは桃源郷? 移住してもいいな~」と思ってしまいました。秩父鉄道の樋口駅に近づくと、線路にカメラを向ける人々がいて、「きっとSLが来るよ」とT(H)さんが言った瞬間にSL登場。スマホで撮影するヒマもありませんでした。去ったあとも遠くから汽笛が聞こえ、充実の山行が終わりました。