■山行日 2020年11月14日(土)朝発
■天候 快晴 ■メンバー 4名(車利用、電車利用合流)
■山行報告(リーダー O)
今年めったになかったゆるぎのない好天気予報。行けなくなったT君の代わりにと、岩場の嫌いなカミさんを説得して出かけた。
徳和の駐車場にはすでにかなりの車が停まっていて、鎖場の混雑が予想される。しかしT君の予定コース道満尾根は登山者も少なく、とても静かに歩ける。大平高原からのルートが合わさると少し人が増えた。月見岩あたりは絶好の展望広場。甲府盆地の向こうの富士山がすばらしい。距離感も絶妙。近すぎもせず、遠すぎもしない良い感じだ。白くなり始めた南アルプスも見えている。手前まで樹林歩きだったので感激もひとしおだ。
ここから登山者が急に増える。扇平から先、岩っぽくなるが雨が多かったせいなのか、登山者が多いせいなのか分からないが、昔よりずいぶん露岩が増えたような気がする。心配している鎖場の手前のちょっとした鎖場で、わが女性陣は苦戦していた。最後の鳳岩の長い鎖場、IさんとOさんはトライ。もちろんうちのカミさんは巻き道。
山頂はやっぱり休める場所が少なく、落ち着かない。記念写真を撮り、腹ごしらえをして、早々に下山開始。迂回下山道は現在荒れていて使えないので来た道を戻るしかないが、心配していた鎖場の下りは、割とあっけなく皆降りられた。ちょうど前後に人もいなくて、落ち着いて行動できたのが良かったのだろう。安心して休める月見岩で、あらためてゆっくり景色を楽しみ、コーヒータイム。昼寝したくなるほど穏やかだ。
下りは銀晶水を経て登山口に戻った。紅葉はもう下部のみ。上部は葉も落ちてもう冬のたたずまいだった。塩山で電車組と別れ、中央道の混雑を恐れて奥多摩廻りで帰ったが、暗くなった大菩薩ラインは車の数もまばらだった。