■山行日 2020年6月20日(土)朝発
■天候 晴れ ■メンバー 1名
■山行報告(リーダー K) 行動時間 8時間40分、11.3km
コース:
三河槇原駅-モリトピア愛知-南尾根-南尾根展望台-西尾根-北尾根分岐-棚山分岐-
【宇連山】-棚山分岐-北尾根分岐-西尾根出会-滝尾根-滝尾根展望台-下石の滝-モリトピア愛知-三河槇原駅
・登山口から宇連山の山頂まで4時間くらい
(地図のコースタイムは4時間20分となっている)
・帰りのJR飯田線の列車時刻に合わせて、全体に休憩を長くして時間調整した
宇連山に行くことにした。この一月ほどの間に、上臈岩への道中の東尾根から眺めた宇連山、明神山から眺めた宇連山が脳裏に残っていて自然に歩いてみる気になった。いつものJR飯田線で三河槇原駅まで行き、そこから「愛知県民の森」の入り口、「モリトピア愛知」まで歩いた。ここまでは上臈岩のときと同じだ。
今回は、キャンプ場から南尾根ルートを歩くことにした。しばらく急な坂道を上ると、ほどなくして岩尾根に出る。標高は高くないのに(低い)のに、雰囲気は樹林帯を抜けた稜線のような感じで視界が開けたいい感じの岩尾根が続く。奥三河の山々の景色や雰囲気はいいのだが、日差しがまともで暑い。ここは春や秋とかもう少し涼しいときに歩くところだなと思った。
人気のある山域で、登山客も多い。10人以上のグループも何組か歩いていた。その中には、今日は暑いので宇連山には登らず国体コースからさっさと下山します、というプランの人達もいた。いろんなルートを楽しめるのもこの辺りのいいところだ。南尾根の半ばにある展望台は、すぐ近くの尾根(北尾根か?)や遠くの尾根など、奥行きのある様々な山々の風景を楽しめるところだった。
雰囲気がいいが岩稜が多いが、登り下りが連続する南尾根を90分ほど歩くと、国体コース尾根の分岐がある。そこを通過すると西尾根になる。南尾根の稜線に出てから急登や登り下りがある尾根をかれこれ3時間ほど歩くと、ようやく北尾根分岐になる。この尾根歩き、やはり紅葉の季節ならば相当に快適だろうなと思いつつ、全身汗でびっしょりになった。ここを左にまがって宇連山の方に歩いていく。そして宇連山山頂。結構人が多かった。
山頂の周りは木々で囲まれている部分もあったが、展望のきくところもあり、奥三河の山々の中でもとりわけ明神山をしばらく眺めていた。山頂で食事もとりゆっくりしたあと、帰りは滝尾根を歩いてみることにした。南尾根とはがらっと違って、森の中の山道だ。
滝尾根展望台では景色がいいので、しばらくぼおーっと山々を眺めていた。チコちゃんに見つかっても一緒にぼおーっとするんやないかと思うくらいのそんな感じのところであった。
さらに下って、お目当ての一つの下石の滝の方へ行ってみた。細く長くきれいな滝であった。それから沢伝いに道が続く。沢の水といい緑といい全体がすごくきれいである。靴を脱ぎ裸足になって、冷たい沢の中に入って癒しのひとときをおくった。
登りの暑さはこたえたが後半の沢ですっかり心身は癒され、季節をかえてまた歩いてみたいと思う、いい感じの道のりであった。