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2020/05/23 東三河・本宮山(個人山行)

■山行日 2020年5月23日(土)朝発  ■天候 晴れ ■メンバー 1名 

■山行報告(リーダー K)  本宮山(砥鹿神社奥宮)表参道  行動時間 5時間30分、10.2km、本宮山789m

 豊橋は、北西~北~東~南東とぐるりと山々で囲まれており、生活していると毎日山を眺めることになる。その中でも、本宮山は実にいい。その気になる「本宮山」を歩いてみた。本宮山は、山と渓谷社の分県登山ガイド「愛知県の山」(以下「山渓ガイド」という。)には、「豊橋平野のどこからも仰がれた「穂の国」のシンボル」「愛知県を代表する名山」と紹介されている。 豊橋からJR飯田線で24分の「長山駅」(無人駅)でおり、そこから登山口の方へ歩き始めた。 山麓は、山々を背景に緑と土の色が美しく、農作物も豊かで心休まる思いであり、歩を進めるうちにどんどん本宮山が近づいて来る。山容の美しい山で「三河富士」とも呼ばれている。

 一般道を20分ほど歩いて登山口についた。ほとんどの人はマイカーでこの登山口近くの駐車場までやって来る。その日その時間帯は、長山駅から歩いてきたのは自分一人であったが、さすがに人気の山で、登山口にはかなりの人がいた。 「一丁目の鳥居」をくぐると登山道となり、山上の一つ目のピークの「砥鹿神社奥宮」が五十丁となり、その間細かく道標がある。  登山口からしばらくはゆるやかな山道で気持ちよく歩いていける。二十丁あたりから斜度がきつくなってくる。土ではなく岩の上を歩くところが多い。「馬瀬岩」を過ぎると、あずまやがあり、豊橋平野を眺めながら少しのんびりした。ここまで一丁目から1時間もかからない。 そこからは、ただひたすら坂を登るだけである。「砥鹿神社奥宮」まで階段が多く、どこまで階段みたいのが続くのだろうと結構しんどくなってきたが、奥宮が見えてほっとした。

 奥宮から山頂一帯は意外にも広々としており、あちこちで登ってきた人達がくつろいでいた。 そのまま歩を進めて本宮山頂(一等三角点本点)まで行った。山頂には、愛知県で唯一の天測点も設けられている。 こちらも本当に広々としていて気持ちよく、豊橋平野とその向こうに見える海、そして山々の素晴らしい眺望を楽しみながらゆっくりとお弁当を食べたりして過ごした。

 本宮山は、いろんな人に楽しめる山で、いつも登山する人々で賑わっているとのこと(コロナの影響で当日はそれほどでもなかった。)。初めてなので、のんびりと一丁目から2時間以上かけて歩いてきたが、休憩なしでトーニングのつもりで一気に歩けば90分くらいだろうか。話を聞いてみると、何回も歩いている人も大勢いて、一気に上がってくる人も多いとか。奥宮のあたりには、今日は●●分だったとか話している人もちらほらいた。

 帰りは、登ってきた同じ道を下った。