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2020/02/24 大菩薩嶺(個人山行)

■山行日 2020年2月24日(祝)朝発 
■天候 晴 ■メンバー 2名 
■コースタイム 駐車場(小菅川横)7:17-9:57フルコンバ-11:09大菩薩峠-13:02大菩薩嶺-13:49大菩薩峠-14:36フルコンバ-16:10駐車場

■山行報告(リーダー T)
  昨日計画していた上州武尊の山行を荒天のため中止したので、急遽大菩薩嶺に行くことにした。最も一般的な裂石からのコースは5年前にも登っているので、今回は小菅大菩薩道から登ることにした。川久保からの小菅川側沿いの車道は未舗装だが、乗用車でも問題なく通れる。白糸の滝を過ぎ、さらに進んだところに10台ほど止められる駐車場がある。トイレもあるが冬場は閉鎖していて使えない。駐車場には数台の車が止まっていたがほとんどが鮎釣りの車のようである。ここから歩き始める。

 小菅大菩薩道は昔の街道だったようで、所々に石垣があり、岩や木の根も少なく、傾斜も緩やかで歩きやすい道だ。フルコンバを過ぎるあたりから次第に登山道に雪が付き始め、凍っている場所も出てきたので、軽アイゼンを付けた。大菩薩峠に着くまでは全く人に会わなかったが、介山荘では10人くらいの人が休憩していた。みんな裂石から登ってきたようだ。

 介山荘は営業しており、小学校高学年か中学生くらいの女の子が土産物を売っていた。そうだ、この子には5年前の丁度同じ時期にここに来た時に会っている。当時ここに着いたとき、山荘の中から小さな女の子がお父さんにと一緒に出てきたのを覚えている。よくこんな小さな子が雪深い峠に登ってきたものだと感心したが、そうかこの子は介山荘の子だったんだ。大きくなったものだと思った。

 5年前は山荘の半分近くが雪に埋まっていたが、今年は雪が少なく、地面が見えている。暖冬を実感した。大菩薩嶺に登る道の雪はほとんど溶けて、ぐちゃぐちゃの状態。大菩薩嶺はご存知のようにほとんど眺望がない。介山荘に戻ると小屋は既に閉じていた。登ってきたのと同じ道を下り、駐車場に戻る。登り同様歩きやすい道だったが、やはり人に会うことはなかった。